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カレーについて勉強中。

たまにはレトルトカレーのレビューでも/廣貫堂 おくすりやさんの生姜カレー

今日は久しぶりにレトルトカレーを食べたので、レビューでも。

 

食べたのは、廣貫堂のおくすりやさんの生姜カレー。

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いかにもカレーっぽい黄色にドンっと生姜が描かれたシンプルだけどインパクトのあるパッケージ。

カレーに使われるスパイスの多くは東洋医学においては漢方として用いられる。

「薬膳カレー」というネーミングも一般的になり、「カレーは身体にいいもの」として広く認識されているのではないだろうか。

今回紹介する生姜カレーも身体にいいことが売りの一つだろう。

なんといっても廣貫堂のカレーだからだ。

廣貫堂とは、株式会社広貫堂のことで、富山を代表する医薬品製造メーカーの一つである。

なんと創業から140年以上。

長い歴史があるだけあって、様々な商品を発売している。

食品だけでも、グラノーラ、青汁、飴、そして、カレーなど。

カレーに関しては、薬膳カレーと銘打ったものもあれば、富山ブラックカレーまで数種類販売しているようだ。

 

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そのなかの生姜カレー。

特徴はもちろん生姜である。

ここでカレー作りが好きな方はツッコミを入れたくなるかもしれない。

カレーに生姜を入れるのは当然じゃないか、と。

しかし、この生姜カレーの特徴は生姜の「食感」にある。

程よく粗みじんにされた生姜が口の中でシャリシャリとするのである。

こういった食感のカレーには出会ったことがない。噛むのが楽しくなるカレーだ。

 食感を感じるほど大きさの生姜、辛くないのか?と心配になる。

ところが、よく煮込まれているようで、ちょうどいい強さの生姜の風味を残しつつ、辛みは全くなくなっている。

その他具材はニンジンと玉ねぎのみ。生姜の食感を殺さないようにしっかり煮込まれ柔らかい。

 

 生姜カレーの主な効能は「体をじっくり温める」らしい。

生の生姜に含まれるジンゲオールは体の表面を温める。

一方、ジンゲオールが加熱され変化したショウガオールは体の内側を温める作用がある。

特に記載はないのだが、生姜カレーにはこのショウガオールが豊富に含まれてるのだろう。

内側からポカポカと体が温まってくる。

 

実は本品、「女性のためのカレー」がコンセプトらしい(Amazonの商品紹介より)。

今や冷え性は男女共通のものだと思うが、実際に悩んでいるのを見かけるのは圧倒的に女性が多いように思う。

冷え性に悩む女性に、手軽に温まってほしいという願いから生まれたカレーなのだろう。

男の僕が食べても満足なボリュームだったので、その点、男性の方は心配ご無用である。

 

自分でカレーを作るときにも、スパイスや食材の「効能」まで考えて、食べる人の健康を思ったものを作りたいものだ。 

レトルトカレーはメーカーが知恵と絞って商品化したもの。

そこにはいろいろなアイディアと狙いが詰まっている。

それを探るのは面白いし、勉強になる。

今後もレトルトカレーのレビュー、続けていきたいな。

 

ちなみに、廣貫堂の「こう」の表記、「廣」と「広」で揺らぎがあるようだ…個人的には廣の方が歴史が感じられていいと思う。